ハゲの原因と対策

円形脱毛症の原因|薄毛やハゲとは大きく違う理由はコレ

円形脱毛症の原因について

円形脱毛症は円形や楕円形に脱毛が突然発生する病気であり、10円玉程度の大きさからもっと大きい形の脱毛まで症状は様々です。

 

日本皮膚科学会の円形脱毛症診療ガイドライン2010年によると、円形脱毛症は「円形から斑状の脱毛斑が頭部のみならず毛髪が存在するあらゆる部位に生じるもの」とされています。

 

円形脱毛症は、眉毛やまつ毛、体毛まで脱毛する事がありますので、何も髪の毛だけに限った話ではありません。

 

円形脱毛症は突然、脱毛が始まったり、頭皮が見えている部分に気付く初期症状の後、脱毛部分の髪が簡単に抜け落ちて脱毛部分が広がって症状が進行していきます。

 

 

円形脱毛症の原因はストレスだと認識している方が多いですが、実はストレスだけではなく他の原因が関係していると考えられています。

 

一体、ストレス以外に何が理由で引き起こすのかを探っていきましょう。

 

 

 

<円形脱毛症になる原因は何か?>

 

最近の研究では、円形脱毛症になる原因は、ストレスを含めて、大きく分けて4つほどあると考えられています。

 

一つ一つ、原因と理由を解明していきます。

 

 

○自己免疫疾患

円形脱毛症の原因は自己免疫疾患が有力だと考えられています。

 

自己免疫疾患は聞きなれない病気ですよね。

 

自己免疫疾患は簡単に説明すると、身体の免疫機能が自分の身体を攻撃してしまう病気のことです。

 

本来、身体の免疫機能は、身体の外から入ってきたウイルスなどの侵入者や異物に対して排除しようと働きかける機能をもっています。

 

ところが、疲労やストレス過多、感染症や病気によって免疫機能が正常に働かなくなることがあるのです。

 

免疫機能に異常をきたすと身体の一部を異物とみなして攻撃してしまいます。

 

円形脱毛症では免疫細胞のT細胞が毛根を異物と認識して攻撃することにより、脱毛が発生すると考えられています。

 

 

 

○ストレス

 

ストレスもやはり、円形脱毛症を引き起こす原因となっています。

 

ストレスは自己免疫疾患を誘発する要因になりますが、ストレス過多になると交感神経が通常よりも活発になります。

 

交感神経が活発になると血管を収縮させる働きが強くなるため、血流が悪くなります。

 

髪は毛根の毛細血管から栄養をもらって成長しているので、血流が悪くなると髪への血流が滞ってしまい栄養の運搬がうまくできません。

 

その結果、抜け毛となって円形脱毛症が進行するのです。

 

 

 

○アトピー

 

アトピーはアトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、気管支炎のアトピー性の病気のことです。

 

円形脱毛症の患者のうち半数以上の患者がアトピー性の病気をもっていると言われています。

 

つまり、アトピーによる皮膚炎が影響して円形脱毛症を引き起こすケースもあります。

 

 

 

○ホルモンの変化

 

男性ホルモンの変化で円形脱毛症を引き起こす例はなされていないのですが、女性のホルモンの変化は円形脱毛症を引き起こす原因のひとつになっています。

 

理由としては、女性は妊娠と出産によって身体の中で大きなホルモン変化が起こるからです。

 

妊娠中は妊娠を維持するためのホルモンが、髪を成長させる働きももっているため、抜け毛は少ないのですが、出産を終えるとそのホルモンは急速に少なくなります。

 

すると髪を成長させる働きが少なくなるため、抜け毛が増えて円形脱毛症を引き起こすのです。

 

出産後は育児や生活の変化によるストレスもあることから、円形脱毛症になる可能性が大きくなると言われています。

 

「産後うつ」という言葉が有名なように、出産後の子育てや家庭生活における環境や変化が大きなストレスを招いてしまうのが大きな理由でもあります。

 

男性はそもそも大きなホルモン変化がないので、ホルモンによる円形脱毛症を招く事が非常に少ないそうです。

 

 

 

<薄毛やハゲとの大きな違い>

 

円形脱毛症は自己免疫疾患が引き起こす病気です。

 

薄毛やハゲは男性型脱毛症であったり、家系的な遺伝性であったり、頭皮環境の不健康化や食生活や生活環境の軋轢が招くヘアサイクルの乱れを引き起こす現象です。

 

円形脱毛症はステロイドが有効で局所注射や内服薬、外用薬でそのほとんどが治癒に至りますが、薄毛やハゲは長期的な育毛活動やAGAクリニックなどでの治療が必要になります。

 

どちらも髪の毛が抜ける事に間違いはないのですが、それぞれの原因を比べていくと、治療の方法も対策も大きな違いがある事がわかると思います。

 

 

 

<まとめ>

 

私は円形脱毛症になった事はありませんが、身近な男性の友人が発症した事があり、実際にリアルに見せて頂いた事があります。

 

 

友人は側頭部に10円玉を二回りくらい大きくしたまん丸の円形脱毛症になり、その部分だけは本当に綺麗に髪の毛が抜けてて驚きました。

 

ただし、毛穴はきちんと残っていて、薄毛やハゲの様に毛穴も見えないツルツルな頭とは全く違いましたね。

 

それでもやはり、髪の毛が丸く抜けて頭皮が直に見えるのは、本人にしてみると男性であってもやはり非常に恥ずかしい事だったそうで、これが女性となると、本当に辛い出来事であるのは間違いありません。

 

友人は1カ月もたたないうちに、抜け毛になっていた部分から髪の毛が生えだしてきて、半年くらいで円毛脱毛症だった事もわからないくらいに発毛しました。

 

友人は特に薬の服用やステロイドの仕様などせず、自然に治ったと話していました。

 

職場を変えてすぐだったために環境の変化によるストレスが原因だと思っていましたが、こうして円形脱毛症の原因を探っていくと、他の要因があったのかもしれないですよね。

 

円形脱毛症は一過性の抜け毛の場合が多いので、原因をきちんと把握し、ステロイドの局所注射や内服薬、外用薬などで適切に策していくと治りますから、諦めないで下さいね!