抜け毛の原因と対策

毛根が黒い色の抜け毛の原因|薄毛やハゲになりやすいの?

毛根が黒色

髪の毛の抜け毛が酷かったり、もしかして薄くなってきてないかな?と思う時って、男性にしても女性にしても、抜け毛の毛根を観察する事はないでしょうか?

 

 

毛根が黒いから大丈夫!

毛根が白いからヤバいかも!?

 

 

なんて、私自身も昔はよく観察して、何の根拠もなく思っていました。

 

 

しかし、毛根の色の変化にはきちんとした原因があり、何が正常で何が異常なのか?本当に知ってる人って少ないんですよね。

 

毛根の形にしてもそうですが、ふっくらとした米粒の様な形をした物もあれば、先端が細く痩せた毛根もあったりします。

 

色も様々で、黒い色の毛根もあれば白い色、透明な色があります。

 

今回は、抜け毛の毛根が黒い色の場合の髪の毛の健康状態や、頭皮の環境状態など、薄毛やハゲへの進行度を測る上で調査していきたいと思います。

 

抜け毛の毛根が黒い原因や、薄毛やハゲへの進行度など探っていきましょう!

 

 

 

<抜け毛の毛根が黒い色の原因>

 

髪の毛の抜け毛の毛根が黒い色になっているのには、2つの原因があります。

 

 

 

○ヘアサイクルが乱れている証拠

 

抜け毛を見て毛根が黒色ならヘアサイクルが乱れているということです。

 

正常なヘアサイクルはどのようになっているのでしょうか?

 

髪の成長は毛根の中にある毛乳頭と毛母細胞が関わっています。

 

毛乳頭は頭皮の毛細血管とつながっている場所で、毛細血管から栄養を補給することで毛母細胞が細胞分裂して成長しています。

 

毛母細胞が細胞分裂をして髪が成長する期間を「成長期」といい約5年かかります。

 

成長期はヘアサイクルの中で最も長い期間なのです。

 

成長期が終わった髪は「退行期」といって2~3週間の成長が止まる期間を経て、毛根の位置が浅くなり新しい髪に押し出されるようになる「休止期(約3か月)」の後に抜け毛となります。

 

正常なヘアサイクルを経て抜け毛になった場合は、毛根が白くなっています。

 

抜け毛の毛根が黒色なのは髪がしっかり成長していないことになります。

 

つまり成長期が短くなってしまい、成長途中の髪が抜けているということなのです。

 

成長途中の髪が抜けると新しい髪がつくられるのが次第に追いつかなくなり、薄毛が進行していくのです。

 

ヘアサイクルの成長期を短くしてしまうのが、男性型脱毛症(AGA)です。

 

AGAは男性ホルモンと脱毛を誘発する脱毛因子が関わっています。

 

男性はテストステロンの分泌が多く、5αリダクターゼという酵素の働きによって強力な男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。

 

DHTが男性ホルモン受容体と結合するとTGF-βというたんぱく質の一種を増加させます。

 

TGF-βはFGF-5(たんぱく質の一種)という因子に働きかけることによって、髪の成長を止める指示を出すのです。

 

髪の成長を止める指示が出ると、髪は成長途中であっても抜け毛となってしまいます。

 

TGF-βやFGF-5は脱毛に直接関わっていることから脱毛因子と呼ばれています。

 

 

 

○頭皮の血流が悪いと抜け毛の毛根は黒い色になる

 

抜け毛の毛根が黒色になる原因はもう一つあります。

 

頭皮の血流が悪いと抜け毛の毛根は黒色になるのです。

 

髪は血液で運搬された栄養を取り込んで毛母細胞が細胞分裂をして成長しています。

 

頭皮の血流が悪いと髪に栄養が運搬されなくなってしまいます。

 

十分な栄養を受け取ることができないと、毛根は黒色に変色してしまうのです。

 

よって頭皮の血流が悪い状態が続くと薄毛になる可能性があり、ハゲやすくなります。

 

頭皮の血流が悪くなる原因には食生活の乱れ、運動不足、ストレス過多、睡眠不足といった生活習慣が関わっています。

 

脂肪分の多い食事や塩分の多い食事を食べていると、流れにくい血液になり血流が悪くなります。

 

運動不足は頭皮の血流や全身の血流が悪くなる原因です。

 

ストレスは交感神経を興奮させます。

 

ストレス過多で交感神経が必要以上に興奮すると、血管が収縮してしまい血液が流れにくくなって血流が悪くなるのです。

 

さらに睡眠不足になると疲労が蓄積して血流が滞ってしまいます。

 

 

 

<抜け毛の毛根が透明な場合>

 

ちなみに・・・抜け毛の毛根が透明な場合は、白色の場合と同じく正常なので薄毛には関係ありません。

 

毛根が透明なのは、「毛根鞘」が付着しているからです。

 

毛根鞘は頭皮の中にある髪と皮膚を結び付けておく接着剤のようなもので、髪の外側を保護する役割もあります。

 

頭皮の中にある髪は毛包という組織によって囲まれています。

 

毛根鞘は毛包の一部で、毛根側と結びつく内毛根鞘と皮膚側と結びつく外毛根鞘があります。

 

毛根鞘が付着した髪が抜けても薄毛にはなりません。

 

正常なヘアサイクルであれば、髪はまた新しくつくられて生えてくるからです。

 

 

 

<まとめ>

 

結論として、抜け毛の毛根が黒い色の場合は「薄毛やハゲになる可能性が高い」です。

 

 

・ヘアサイクルが乱れているので髪の毛が成長途中で抜けている

・頭皮の血流が悪く、髪への十分な栄養が行き届いていない

 

 

上記の理由から、抜け毛が多くなり、薄毛やハゲへの進行が高まると言えます。

 

男性でも女性でも、人間は1日に50~100本が正常な抜け毛の本数と言われています。

 

そのほとんどはシャンプー時に多く抜けるとされていますが、薄毛になる人はやはり常時、四六時中抜け毛が多いです。

 

自分の髪の毛の抜け毛の色を常日頃からチェックして、薄毛やハゲにならないよう、対策や育毛活動を行いましょう!